2008. 7. 2更新
ありす→白川郷・五箇山→ありす(走行距離約330km)
ありす→(県道84)→前川渡(R158)→旧R158安房峠→平湯→(R158)→(県道89)→(R41)→高山I.C→(無料区間)→高山西I.C→道の駅「ななもり清見」→小鳥峠→荘川→牧戸→(R156)→白川郷→(R156)→五箇山→五箇山I.C→高山I.C→(R41)→(県道89)→(R158)→平湯→安房トンネル→前川渡→(県道84)→ありす
結構走りがいのあるコース、かな。8時の朝食を済ませたら遅くとも9時頃までにはありすを出たいところ。時間に余裕のない人、峠越えしたくない人は、往きも帰りも安房トンネル(二輪600円)をどうぞ(5分)。
峠越えしたい人、時間に余裕のある人は旧道で平湯へ(約20分)。
旧道は、お天気が良ければ、乗鞍から平湯方面に向かって走る景色よりも逆の景色の方が穂高連邦の山々がきれいに見えていいのですが、帰りの平湯→乗鞍の峠越えは必然的に午後になります。
山の景色は午前中のほうが絶対にお薦めです。
という事で、乗鞍→平湯の場合は、峠の頂上(昔の「峠の茶屋」)に着いたらバイクを停めて後ろを振り返れば穂高連峰が見えます。
焼岳は乗鞍→平湯へ走りながらだと木々の間から右手に見えます。
2008年7月5日に東海北陸自動車道の飛騨清見IC⇔白川郷ICが開通。
これによって、高山I.Cから乗れば白川郷まで、だいぶ時間が短縮されます。
が、、、是非是非、多少遠回りでも荘川経由の下道で白川郷まで走って頂きたい(^^)v
平湯からは国道158号線を高山方面へ向かいます。
市内観光をしない場合は、R158沿い「ドライブイン板蔵ラーメン」→「サークルK」がある「町方」信号を市内にR158へ左折せずそのまま直進、県道89号へ。R41にぶつかるので左折。一つ目の信号「八千代橋」を右折→上枝(ほずえ)駅に突き当るので左折。
踏切を渡って少し走ると右手に中部縦貫道・高山I,Cが出来てますが乗らずにそのまま直進。
高山I,C越えて3つ目(多分(^_^;))の信号「下之切町」を右折(高校を過ぎて次の信号…多分(笑))、麓を走る気持ちのいい道をずーーっと真っ直ぐ。左側に川を見ながら走るように進んでいくと、東海北陸自動車道・高山西I.Cの一つ手前の信号、国道158号線に出ます(^^)
高山I,C前からの上記説明がわからない人、面倒くさい人は(笑)、高山I,C→高山西I,Cの一区間、乗っちゃいましょう。無料区間です。
高山西I.C目の前が国道158号線、道の駅「ななもり清見」なので、待ち合わせや休憩場所として便利ですね。
道の駅「ななもり清見」…中部縦貫道・高山西I.Cの真前(国道158号線)。
ちなみに、高山西I.Cの一つ先の飛騨清見I,Cまでは無料区間です。
高山I.C〜高山西I.C間は、無料区間なので高速を利用してもいいかなぁと思いますが、高山西I.C〜飛騨清見までは無料区間といえども、高速を使うには、もったいないコースなので、高山西I.Cで下りて、そこからは是非、下道を楽しみましょう!
高山西I.C目の前の国道158号線をひたすら荘川方面へ。
荘川までの道中には、美味しいお蕎麦屋さんや、道の駅も有り。
更にR158を荘川方面へ。
道の駅「桜の郷・荘川」は、東海北陸自動車道・荘川I.C出入口にあり、温泉施設やバスの駅の機能も持ち、ここも待ち合わせ場所としては、わかりやすいところですね。
<そば処 心打亭>
荘川I.Cを白川郷方面へ少し進むと、「そばの里 荘川」があります。
でっかいでっかい風車が目印です。
この敷地内にある「そば処 心打亭」のお蕎麦も、
素朴で優しい味、美味しいです(^^)
午前11時〜売切次第終了(限定食) 月曜休み
私としては、荘川のお蕎麦は 「里山茶屋 むろや」と、「そば処 心打亭」が一押しです。
そばの里を更に白川郷方面へ進み、R156との分岐、牧戸交差点を白川郷方面へ。
御母衣湖に沿って国道156号線が走ります。
御母衣湖と名付けられた貯水池は巨大な人造湖、ダム湖です。
<荘川桜>
走っていると桜の木。
荘川桜は、樹齢450年の天然記念物で有名です。
ダム建設と深い繋がりがあり、NHKのプロジェクトXでも取り上げられました。
<御母衣(みぼろ)ダム>
庄川をせきとめて造られた、石と粘土だけで出来ている巨大なロックフィル式のダムです。
堰堤の一部が展望台になっています。展望台の隣には、ダムと電力供給のしくみ、ダムの立体模型や荘川、白川郷の風土と生活の資料なども展示されてる展示館もあります。
画像がないのが残念といえば残念ですが、写真を撮ってもそのスケールの大きさが伝わらないので、これは実際に走って見て頂いたほうが絶対に「おーーーっ!」と感じるはず(^^)
車が少なければ、国道156号線は気持ちのいいルートです。
川沿いに延々北上すれば、砺波や福光など北陸方面へ行けます。
白川郷は世界遺産に認定されてます。
国道をひたすら走ってると白川郷を通りすぎてしまい、荻町集落を観光できません。
集落へ行く道は二か所。鳩谷ダムを過ぎたら気を付けて、右に入る道があります。気がつかずに通り過ぎた人は、国道がT字に突き当たります。右が荻町集落です。
国道156号線をたどってT字を左折してしまうと行きすぎです。
白川郷は是非歩いてみて下さいね。
ただし、白川郷の荻町や、五箇山の菅沼、相倉の各合掌集落はテーマパークではありません。食道やお土産屋さんもありますが、基本的には一般のお家と同じです。モラルが問われる現代、最低限のマナーは守りたいですね。
<白川郷>
<乃むら>
もし、荻町集落の中でお昼ご飯なら…
この集落唯一、手打ちそばを食べられる「乃むら」へ
さて、このあとは通称、飛騨合掌ライン国道156号線をもう少しだけ足を延ばして世界遺産・五箇山へ。
約20-30キロ先です。
五箇山は、白川郷のような派手さはありません。
菅沼集落と、相倉集落があり、静かで観光地化されていないところが逆にいいですね。庭に干された洗濯物、おばあちゃんの姿、五箇山は生活感が漂ってます。
五箇山は、合掌造りの他に道の駅「たいら」の中に和紙の里、流刑小屋、こきりこ唄の館、などもあります。
五箇山観光のあとは、来た道を帰るか、国道360号線天生峠越えで帰るか、高山まで高速を利用するか…
白川郷のある荻町から国道360号線が飛騨市宮川R471と交差、更に進むと富山の細入近くの猪谷R41まで延びています。が、酷道?国道360号線、天生峠越えでありすへ戻るルートはまた別のページでご案内する事にして、このページでは取り敢えず、往きと少し違えて高速利用でご案内する事にします。
っていうか、高速利用なら、あえてご案内する程の事ではありませんが(笑)
五箇山I.Cから高山I.C終点まで高速利用。(厳密には飛騨清見I.C〜高山I.Cまでは無料区間)
往きは高山I.Cから旧道158号線安房峠を走って来ましたが、帰りは安房トンネルを通る、その点が違うだけで、あとは全く同じ道を帰るだけです。
意外と時間のかかる白川郷・五箇山ツーリング。
ルートの途中で、時間をみながら、有料道路利用、高速利用、五箇山まで足を延ばすか、ルート選び、などなど、調整してみて下さいね。
〜 少し違うルート 〜
五箇山I.C→飛騨清見I.C→(飛騨卯の花街道)県道90→国道41号線→県道89→ここからの帰り道は上記ルートと同じです。
飛騨清見I.C出口、国道158号線を高山方面へ走ること少し、「卯の花街道」(県道90号線)の案内が出ます。
飛騨市古川町⇔高山市清見町を走る、主要地方道 古川清見線。総延長約29km。すっごいいい道です(^^)
途中に道の駅「飛騨古川いぶし」が有ります。
峠を過ぎてR41古川側へ下る最後のほうの道は、車のすれ違いにも困る1.5車線のクネクネ道です。
でも、このクネクネ道、今回と逆のR41古川側から上がるのが、実は私は大好きでして(笑)
うねるように山の斜面を登っていくセコイ道、こういうの意外と好きなんですよねぇ(^_^;)
こういう、うねうね道は下りより、断然上りでしょー(^^)v
R41古川から入ると、そんなうねうね道が峠まで続きますが、峠を越えると突然世界が広がってちょっと感動もの!
という事で、このページではR158清見からスタートで、最後にうねうね道なので、突然視界が広がる感動は味わえません(^_^;
R41古川の消防署や警察署のある信号に出ます。
R41に出たら、そのあとは高山方面へ走って、往きの県道89と交差する信号に出るので左折、平湯・松本方面へ。
ちなみに、、飛騨市古川町は、平成14年、NHKの春の連続テレビドラマ小説『さくら』の舞台となりました。
ロケ地を巡るなど、古川の町並みを散策してもいいですね。…別の機会に(笑)