『合掌造り』とは屋根が手を合わせたような形をしていることからそう呼ばれる茅葺の建築様式です。
がっしりと組まれた急勾配の屋根は豪雪にも耐え1階より上にできるスペースは養蚕の作業場として使われてきたそうです。
江戸時代初期に生まれた様式で建築学的にみても極めて合理的な構造となっています。
合掌造りの世界文化遺産としての価値は、単なる建築の機能や歴史的な側面だけでなく
その周辺の自然、文化、習慣といった地域の生活そのものが見事に保存されているという点にあります。
世界遺産「白川郷・五箇山合掌造り集落」は
岐阜県大野郡白川村荻町集落と富山県東砺波郡平村相倉集落、上平村菅沼集落の3つの集落で構成されています。
「合掌造りの里」として知られる白川郷は大自然に包まれて、今もなお200余棟の古色蒼然たる合掌造りが残っています。 4月上旬には白川郷で茅の葺き替えがボランティア体験できるほか、
9月下旬〜10月中旬には白川村でのん兵衛必見の奇祭「どぶろく祭り」が開催されます。
白川郷は世界遺産に認定されてます。
国道をひたすら走ってると白川郷を通りすぎてしまい、荻町集落を観光できませんのでご注意を。
集落へ行く道は二か所。
鳩谷ダムを過ぎたら気を付けて、右に入る道があります。
気がつかずに通り過ぎた人は、国道がT字に突き当たります。右が荻町集落です。
国道156号線をたどってT字を左折してしまうと行きすぎです。
白川郷は是非歩いてみて下さいね。
ただし、白川郷の荻町や、五箇山の菅沼、相倉の各合掌集落はテーマパークではありません。
食道やお土産屋さんもありますが、基本的には一般のお家と同じです。
モラルが問われる現代、最低限のマナーは守りたいですね。
<荻町集落>
<乃むら> もし、荻町集落の中でお昼ご飯なら… この集落唯一、手打ちそばを食べられる「乃むら」へ |
●利賀そばの郷(利賀村)
そばの郷では、それぞれのそば専門店で
個性あふれる料理のメニューが楽しめます。
「雪乃庄屋」
古めかしい門構えで内装も同じ感じで統一。
でも店内の雰囲気は・・・意外にもジャズの音楽が流れていました。
私が注文したメニューは・・麦ご飯かな〜、5分ヅキ位のご飯かな〜、それと煮物の小鉢が何点かお盆に洒落た感じにあって、それとは別にお蕎麦のどんぶりがきました。乗鞍の蕎麦とは全く違った、う〜ん更科蕎麦に近い感じでした。手打ち薬膳そば?
「ごっつお館」
挽きたて・打ちたて・ゆでたてを頑固に守った手打ちそばが自慢のお店。
そば懐石や蕎麦や山菜を使った料理もいろいろ楽しめるようで、そば好きには嬉しいお店。
私は新そばの時期に行ったので、もちろん新蕎麦のざるを注文。満足!満足!美味しかったです。
「うまいもん館」
そばアイスをはじめ、そば粉のバナナケーキやホットケーキなど、ユニークなそばメニューが楽しめる味処。
オリジナルの創作そば料理も一押しです。
正統派の手打ちそばも人気。
十割そばは限定です。
●「捨遍舎(じっぺんしゃ)」 (平村・R156沿い)手打ち蕎麦と五箇山とうふ料理のお店です。
やっぱりざる蕎麦 メニューの中の「豆腐蕎麦」は、つい惹かれそうになるけど、かけ蕎麦と揚げ出し豆腐を合わせたメニューであったかいお蕎麦です。
その他のメニューには、五箇山豆腐のお刺身、揚げ出し、田楽などなど。
玄そばを石臼で挽いたお蕎麦、少々お高め1,000円ですが、やっぱりざる蕎麦に限ります。
お昼時を少しはずれていたにもかかわらず、車も一杯、結構店内は混んでました。
11:00〜16:00
水曜定休