11月12日(日) 走行距離253km のちのち

高松→R11→高松西I.C→(高松自動車道)→鳴門I.C→徳島→(南海フェリー)→和歌山→R24→道の駅「紀の川万葉の里」→R480→高野山→R371(龍神スカイライン)→道の駅「龍神」→R425柳瀬→r198中辺路→R311(熊野街道)→湯の峰温泉、泊

晴れだ(^^)v よかったぁ。
でも今回のツーリングで今までにない寒さ。きのうまで暖かかったのに。
でもまぁ全然つらい寒さではなく、我慢できる寒さ。

朝、フェリーの時間を勘違いしていて、高松発9:20と思い込んでホテルを8時過ぎに出た。乗船手続きを考えるとギリギリか間に合わないかも、な〜んて思って、インター手前で燃料を入れて、ちょっとハイペースで向かった。乗船口に9:05着!おー速いじゃん(^^)v でもなんか変!
フェリーも着いてないし、車も1−2台しか待機してない。
よく見たら、高松発は10:10だったよぉ。

まぁ慌てるよりいいけど、時間がもったいなかったな。でも仕方ないや。財布の事といい、全くあわてんぼうだ。
和歌山に12:05着。

さて、これからどうするか、このまま帰るにはなぁ…やっぱりポシェットが見つかると、欲が出てくる(^_^;)

龍神走って、できれば湯の峰温泉に泊まりたい。
南紀は意外と時間がかかる事を、初めて訪れた時に実感してたので、距離から考えたら6時までには着くんだろうけど、侮れないぞ、と思い、とにかくハイーペースで行かなきゃ、また龍神で薄暗くなっては辛すぎる。
だって、和歌山で既にお昼過ぎてんだからぁ。

橋本から入ったとしたら龍神温泉まで約100キロある。
更にそこから、以前タクシーの運転手さんに教えてもらった道をかっ飛ばして、湯の峰まで約1時間半くらいだったろうか。フツーに走ったら真っ暗だ。

今年こそ龍神を楽しむぞー!と思ってたら、とんでもなかった。
のんびり写真を撮ったり、走りを楽しんだりのツーリングの願いは叶わなかった。

R480に入る手前の道の駅で休憩したのが最後、龍神温泉に下りるまでの約100キロの山道を走りっぱなしだった(*_*;
ウキウキ楽しくコーナーを曲がってたのは高野山に向かうR480の最初の部分だけだった。すぐにコーナーで車が詰まり出した。げっ!!? バスがすれ違いできないって感じではない様子。どこまで続いてんだろう…
結局、高野山まで大渋滞だった。もう停まって観光だの写真だのお参りどころではなく、車の横をすり抜け、すり抜け、すり抜け、ひたすらすり抜け〜。

高野山を過ぎると、車の渋滞こそなくなったけど、どんどん寒くなる。
やっぱり停まって写真どころではない。そんな気になれず、早く下りたいという思いだけ。
休憩する気にもなれず、景色がキレイでも楽しめない。紅葉シーズンとあって車は多い。

ごまさんスカイタワーはまだかよぉと思いながら走ると、なんだかあっちに見える山の木が一面真っ白だ。げっ!!? 雪けっ!!? 
ごまさんスカイタワー周辺、雪は降ってなかったけど、周りの木々は真っ白、道路脇には雪が積もっている。道路に積雪がなかっただけよかったぁ。標高1000Мちょっとしかないのに。ウチより標高低いのにぃ。
でも、走って見える景色は山に吸い込まれそうな気持になるくらい、深く高く感じる。
ごまさんスカイタワーも通過。こんな悪天候の中でも、駐車場から車とバイクがはみ出してるくらい、ごった返している。

龍神温泉に下って、道の駅「龍神」でやっと休憩。
駐車場にはバイクが沢山だ。
道の駅隣のカフェレストなるお店でケーキセットを頂く。ママさんかな、スタッフかな、笑顔の素敵なきれいな人の優しさとケーキセットで心がポカポカになった。

その時、オーナーからメール。
乗鞍は朝から雪、2-3日寒いらしい。天気予報みて帰って来たほうがいいな、と。
ガーン!!

さて、ショック受けてても仕方ない。
ここまでくれば湯の峰までは、快適な近道を走って行けばよい。とは言え、100キロはある。龍神で15:30。あんまりのんびりしてると湯の峰に着く頃は暗くなっちゃう。
国道から温泉街に入る道は暗くなる前に走りたい道だ。

結局、湯の峰温泉のお宿に着いた時は薄暗く、でも、陽が完全に落ちる前でよかったぁ。
お宿に着いて、夕食の6時まであと1時間。すぐに外湯へ。

宿の目の前が「つぼ湯」。つぼ湯は予約制。隣の公衆浴場で予約して順番待ちだ。
受付のオジサンはとーっても優しくてホッ。
3番目だから1時間待ちかなぁってのんびりゆったり優しい笑顔で。
でも今予約しちゃうとちょうど夕食の時間だから夕食終わってから来ます、と言ったら、
「夕食後は少し混むからね、食べたら早めにおいで」って(^^)

取り敢えず一般湯に入ろうと券を買おうとしたら「あとでつぼ湯に入るなら一般湯薬湯どっちか無料で入れるから今買わないほうが得だよ」って(^^)(^^)
「ありがとう、じゃ、お宿の温泉に取り敢えず入って、夕食頂いたらまた来ます」
「あぁそうしな、またあとでなぁ」と、まったりほっこり会話。

今日は龍神で雪だったし、寒い思いをしたので、体は冷え切っていて、早くお風呂に入りたーい。
お宿のお風呂は温泉、24時間入浴OK。
施設、設備、料理は別にして(笑)、内湯が温泉なのと、つぼ湯が目の前という立地条件は最高だった。
それに当日予約なのに、一人でも快く迎えてくれた女将さんに感謝。

そぅそぅ、お宿に戻る前に、川沿いにある湯に沈めてゆで卵を作った。
ちょっと固まりすぎちゃったな。
お宿へ持ち帰り、お風呂を頂いてようやく体もポカポカ落ち着いて夕食。ゆでた卵も結局4個食べちゃった(^^ゞ 残り1個は朝食に。



夕食後、少し早目に公衆浴場へ。
受付にさっきのオジサン。「はい、つぼ湯だね。誰も居ないからすぐに入れるよ」と。

極楽極楽。っていうか、つぼ湯、あつっ!!
水を入れて調節するよう案内書きがある。
白骨温泉みたいにイオウの臭いと白く濁ったお湯。
カラスの行水の私にしては珍しく入ったり出たり30分満喫。
すっごい温まった、といより暑い!
つぼ湯の扉を開けて外に出たら、椅子に座ってカップルが待っていた。

暑いので、私は川沿いにある椅子で一休み。

受付のオジサンのところへ行って、薬湯に入りたいけど、今暑くてぇ…今日入らないとダメですか?と尋ねたら「明日の朝でもいいよ、ノートにつぼ湯の受付が書いてあるから、きのうの夜7時に入った31番って言ってくれればそれでいいよ」と言ってくれた。よかったぁ。

結局のところ、、、まっすぐに家路に向かう事なく、もう少し寄り道しながら帰ろう(^^ゞ
一年に一回のロングツーだもん。いつ走れなくなるかわかんないし…。


11月13日(月) 走行距離294km 

湯の峰温泉→R168→道の駅「吉野路大塔」→r49→R309→大淀→r169R→370→R25道の駅「針T.R.S」→r28やまなみロード→R166→R368→勢和多気I.C→(近畿自動車道)→伊勢I.C→伊勢二見鳥羽道路→鳥羽、泊

朝食の前に6時半起きして薬湯へ。
薬湯はつぼ湯みたいに白く濁ってないけど源泉100%
一般湯のほうは半分水、半分温泉なんだそうだ。

念願の湯の峰温泉にお泊り、念願のつぼ湯、贅沢なひと時だったなぁ。

さて、までどのルートで行こうか。
前は確かR168を走った。
R169はどうだったろう。。。迷って、またR168で北上。
でも結果的には失敗だったなぁ(*_*; 時間のかかる道だった、、、、そういえば。。。

加えて、今回はいたる所で工事中。時間制あり迂回路ありで。
世界遺産の恩恵か。
立派なトンネル、立派な道路が各所で造られている最中で、完成したら快適なツーリングルートだろうなぁと思いながら細い道をクネクネと走り、工事中で信号待ちしてる今の状況を恨めしく思ったりして。

あぁ、R169のほうがまだ良かったなぁと少し後悔。
それでもR169道の駅「吉野路大塔」でようやく休憩。
この辺りはが名物なんだな。
走ってる途中も柿の木から柿がいっぱい落ちてた。
道の駅で柿ケーキセットを頂く。

道の駅で大淀町に抜ける県道を教えてもらった。
国道で五条→大淀より、よっぽど早く快適な道だった。

そのあとR370道の駅「針T.R.S」まで。
T.R.S…Hari Tea Time Resort Stationの略らしい。
この道の駅、すごく大きくて、施設が充実していて、しかもライダーが多くてびっくり。
ここで遅いランチ。
なんか美味しそうなイタリアンレストランがあったので入ってみる。
    
なかなか、リーズナブルで美味しかったよ(^ー^)

さて、ここからどうしよう、とマップ広げて。
実は、坂本さんお奨めの、針⇔勢和多気のルートを走ってみたいなぁって前から思ってて、今回のツーリングのどっかで取り入れたいなぁって考えてたから。
坂本さんはありすの常連さんでもあり、MH仲間でもあり(^^)

はたして鳥羽まで明るいうちに行けるんだろうか。
どうも和歌山、三重は距離と時間の関係が読みにくい。
とにかく異常に時間がかかったりするから侮れず。

坂本さんにメールしてみる。どんなものか。。。
そしたらメールでなく、すぐに電話をくれたよ。
「そろそろだなぁって思ってました」と(笑)
なんたって、私はいつも皆に前触れもなくいきなり連絡だから(^_^;

既に2時15分。食事終わって2時に出発できたとしても、また夕方暗くなるかならないかの頃に鳥羽に着けるかなぁってところ。
でも無理ではない行程との事なので、取り敢えず鳥羽を目指して行くことに決める。

坂本さんお奨めのコースを、この道でいいのかと思いながら、分岐点ごとに迷いながらもやまなみロードを走る。
とにかく走って、R166道の駅「飯高駅」で休憩。
道の駅で鳥羽までどのくらいかかるか尋ねると、今夕方4時ちょっと前、約1時間はかかるから最終のフェリー17:40にギリギリ間に合うかどうかっていうところだと教えてくれた。

フェリーの時間に間に合うなら、今日のうちに愛知の渥美半島に渡る事も考えていた。
なんせ明日からお天気悪い予報が出てるから、どっちにしても陽が沈まないうちに鳥羽へ。
その思いが強かったせいか、夕方5時過ぎに鳥羽到着。
やっぱり薄暗くなってくると、動きたくなるなるなぁ〜。
駅の観光案内所へお宿探しに。
鳥羽の宿泊事情?、相場が高いのでビックリ。
一人で素泊まりで受けてくれるビジホがあるとの事で迷わず決定。
港の近くが希望だったからよかった。「ロードイン鳥羽」5,775円(^^)v

明日早い時間のフェリーに乗ろう。

さて、夕食はやっぱり海の幸だよねぇ。
駅周辺のマップも案内所でもらったし、散策するかな。
取り敢えず、チェックインして部屋に入ったところ、メールが届いていた。
坂本さんからだった。鳥羽までは自宅から30分だそう。
魚料理の美味しいお店へ連れてってもらった(*^^)v
私は活き造りお刺身定食。めっちゃ美味しかったぁ。お刺身がプリプリで。
一人じゃ、こういうお店に辿り着けなかっただろうし、一人じゃ入りずらいしね。
坂本さんともいっぱい話しができたし、よかったぁ。感謝m(__)m

夜10時頃、ホテルに戻る。
ここのホテルのロビーにもパソコンがあった。天気予報をチェック。
少しいい方向へ。明日お昼頃まではお天気もちそう。
明日朝フェリーに乗ろう。