11月16日(火) 走行距離441km
ありす→せせらぎ街道→郡上八幡I.C→(東海北陸自動車道・名神高速)→小牧I.C→(名古屋高速)→楠木JCT→(東名阪自動車道)→亀山JCT→(伊勢自動車道)→勢和多気I.C→R42→熊野市泊
午前11時過ぎに出発。家を出る時3度だった。雪がちらついていた。平湯峠で2度。
でもそのあとはどんどん気温は上がる。
飛騨美濃有料道路を過ぎるといつも急に気温が上がってくるんだなぁ。
郡上八幡I.C手前でランチ。
いつも通ってるのに全然気付かなかった、石釜ピザ屋さん。
店内はとっても混んでいた。美味しかったよ。また立ち寄ってみようっと。
取り敢えず、南紀に向かおう。
途中で、オーナーの実家に電話してみる。
オーナーのお父さんがトラックから落ちたという連絡が入ってて気になっていたから。
「じいちゃんどうしたん?大丈夫?」
「私も歳とったなぁ」
「取り敢えず父さんが明日行くと思うから。今週末は和馬も学校だし、来週は飛鳥もバイトお休みだから皆で行くからね。
ばあちゃんも頭痛いって言ってたけど大丈夫?大事にしなきゃダメだよ」と少し話しをして電話を切った。
話しかたとか聞いてると、じいちゃんも歳とったなぁ。
今日は午前11時過ぎに出てきたから距離が延びなかった。
新宮市で泊まろうかと考えたけど、一つ手間の熊野市泊。
2-3年前に泊まった熊野のビジホに行ったら満室だった。隣の郷土料理屋さんが美味しかったのでそこで夕食を取りたかったし。でも料理屋さんは本日定休日でした^_^;
お泊りはすぐ近くのビジホに決定。
明日はくじらのピザを食べに、くじらの町太地町へ行ってみよう。
その前に、熊野っていつも暗い中来るから、明日の朝たまには観光してみようかな。
11月17日(水) 走行距離251km
熊野市→R42→太地町→新宮市→R168→湯の峰温泉→熊野本宮大社→R311→中辺路町→県道→R424→R42→海南市→和歌山マリーナシティ→和歌山市泊
ビジネスホテルを8時出発。ホテルの橋向かいに百五銀行、
ATM有り。良かったァ!(^^)!
この辺では百五か!長野では八十二だ!
全国走ってると漢数字の名前の銀行が結構あるんだよねぇ。
ホテルを出発してから、近くの鬼ヶ城に行く。
お城でもあるのかと思ったら、奇岩の名称がそれらしい。
少し歩いて写真を撮って、太地町へ。
くじらの町なんですって、太地町。
くじらのピザが食べられるらしいと聞いて、
でもその前に「くじら家」というところでくじらのお刺身を食べに。
左上の小鉢はムネの部分をあぶり焼きにしたもの。
左下の2枚は尾の身。右側のは赤身。赤身の上の白いのは本皮。
にんにく醤油で頂きます。
ミンクくじらの本皮・畝須(うねす)のセット ¥2,310
でしたぁ(ノ゚听)ノ
#一年に一回の贅沢^_^;
うぅん?くじら?
そういえば、子供の頃食べてたクジラのイメージと違うよな…そりゃ、何十年も昔の事だから定かではないけど、ほらっよく給食に出てたよね。粉をまぶして焼いたか揚げたかしたクジラをケチャップとソースを合わせたようなタレで食べる・・・あれっ?歳がバレる^_^;
なんだか庶民の味でなく、とても高級品に思えた今回。昔のような臭みも全然なくて、結構タンパクなものだった。だけどムネの部分のあぶり焼きを食べると、おーーーっ!脂がのってるーーって思いました。
脂肪分の多い畝須(うねす)などクジラの脂肪には、牛や豚などの動物とは違って、魚類と同様、コレステロールを下げる働きもあるし、マグロの目玉とか鮭の中骨に含まれていて、摂取すると記憶力が高まるなどとして一時話題になったDHAも多く含まれているとか。
朝からくじらの刺身を食べてしまったわ。
くじら家は漁港の前にある食堂とまではいかないお店。一応テーブルと椅子はあるけれど。
う〜ん、、、漁港の前のお魚屋さんが魚の刺身とか焼き物を食べさせてくれるようなお店、そんな感じです。朝9時から開いてました。
さて、次はくじらのピザを食しに。
もう少し、もう少し、なんて、人間ウォッチングしたりいろんな考え事をしていたらもうお昼過ぎ。もうあきらめた(>_<)
開店は通常11時。
お店のドアには「少し遅れて営業致します」との紙が貼ってありました。
少し遅れて…どのくらい遅れるんだろう。でもせっかく来たし、ちょっと待ってみよう。
今日は快晴。お天気よく暖かいうちにいっぱいいっぱい走って和歌山へ行きたいのに、11時半、まだ開かない(-ω-)
お店の電話番号にかけてみると、お店の中で電話が鳴っていて留守番電話のメッセージが電話口から流れてきた。
あぁもったいない事した。お天気すごくよかったのに、これなら龍神スカイラインをまた走れたかも、なんて思いながら湯の峰温泉へかっとびー!
湯の峰温泉には泊まりたかったけど、日程的にも中途半端だったからぁ(T_T)/~~~
でもいつかは泊まりたい。
国道から入る道は、心配になるような山道で、昼間で良かったァと思うような道。
でも進むと大した事はなく、開けてるんだけど、もし夜だったらイヤだなぁ、淋しくて。
温泉街は国民保養温泉地らしく、風情のあるひなびた静かな温泉地でした。
いいなぁ〜、国民保養温泉地。乗鞍もならないかなぁ〜。
有名な『つぼ湯』
ツーリング途中に温泉は風邪ひきそうだしぃ。
入らずに写真だけ。
ありすの近く、上高地の釜トンネル入口にある
洞窟風呂『卜伝の湯』が頭に浮かんだ。
さて、写真も撮ったし、龍神へ取り敢えず向かう。
R168を走っていたら、熊野本宮大社があったので立ち寄る。
熊野古道・・・いくつもあってそれぞれみな世界遺産。。。凄いなぁ。
長〜い長〜い階段を登って本殿へ。
何百段あるんだろう。汗かいちゃった。
まず本殿で、末っ子の高校合格祈願、家族全員の健康、それから・・・
なんか、今回はいくつもの心配事を抱えながらの出発だった。
迷ったあげく出発した。
あと何年したら手放しで楽しめる旅ができるんだろうか。
来年はソロツー無理かも知れない・・・なんて思いながらお参り。
この熊野本宮大社も世界遺産の一つなんだよね。スゴイ!
そういえば、前に龍神を走った時通った高野山も。私は世界遺産巡りをした事になるわけだぁ。
あとは、いつか世界遺産の道、熊野古道をたどってみたい。いつかゆっくり。そうだな、バイクに乗れなくなるくらい歳を重ねたら、かな。
さて、大社の長い長い階段を今度は下りて、門前にタクシーが待機していたので、タクシーの運転手さんに龍神スカイラインを走ってから和歌山へ行くとしたらどれくらいかかるか尋ねてみた。
「バイクか?」「そうです」「さっきのドカッティのすごい音のがそうか?」・・・おっちゃん、よくドカだとわかったな(笑)
3時間はかかるかな、と言われた。
距離を考えると無理な気がするんだなぁという思いと、そんなにかかるのか、という思いと。でも取り敢えず龍神に向かって走る。
最初はR168を十津川方面へ向かい、R425で龍神へ行こうと思っていた。
けど、タクシーのオッチャンが、R425は道が悪いからやめた方がいいと言った。
スカイラインを走る走らないに関わらず、取り敢えず龍神への早い行き方は、R311に戻って中辺路を通り過ぎ、栗栖から入る県道を行く。その県道の入口には吉備I.Cの標識があるからすぐわかるとの事。高速のI.Cの案内標識はそこだけなんだそうだ。その県道をずっと行くとR424に突き当たるから、スカイラインに行くなら右折して龍神温泉方面へ。和歌山へ早く行くなら左折して吉備I.Cから高速に乗ればいいよ、と。
さっすがタクシーの運転手さんだ\(◎o◎)/
時間のかかるR425を走らなくて良かったぁ。オッチャンの言うとおり、教えてくれた道は所々細いところもあったけど、ほとんどが中高速コーナーで、川沿いを気持ち良くかっとべる道だった。早い!早い!
くじらのピザは食べられず待ちぼうけだったけど、良い事もあったな、と嬉しかった。
途中、みかん畑に囲まれた道を走り、みかんの香りが香水のようにプーンとした。
結構飛ばして走ってるけど、走った距離、これから龍神を走る距離を考えると、スカイラインを走ってる途中で、また以前のように夕暮れになってしまう気がして、県道をR424に突き当たる交差点の手前で地図を広げて考える、考える、考える。
スカイラインはまたお天気が良く明るく余裕のある時に走ろう。
左折して和歌山方面へ。
でもまっすぐ和歌山へ行ってしまうと早すぎるので、前にも寄った海南市にある和歌山マリーナシティに行って海鮮丼を食べよーー!!!ヾ( ~▽~)ツ
だって、朝くじらの刺身を食べたっきりだし。くじらのピザ食べられなかったし・・・て、まだ言ってる^_^;
吉備I.C方面へひた走る
途中道の駅で和歌山のホテルへ電話して予約する。屋根のない駐車場との事。でも駅の近くだしいっか。本当は安くてお目当てのホテルがあったんだけど今日平日にも関わらず満室だった。次にチェックしたのは、朝食付きバスタオル等のアメニティも付いて\2,890円のびっくり!!価格。シングルも空いてるとの事。けど、けど、場所がJR和歌山駅でなく南海和歌山市駅のほうだったので、井出商店から遠い事もあってやめてしまった。
それにしても、和歌山まで一番早いルートだって言ってたけど、その割には結構距離あるよぉー。トラックや車をバンバン抜かしてきたのに結構走りがいがある(笑)
海南市のマリーナシティに着いた時は夕方の4時頃。黒潮市場のお店も閉まってるところがいくつかあって、お客さんも少なく、お店の裏では片付けが始まっていた。「市場丼」というウニとイクラとマグロの海鮮丼を頼んで食べた。よかったぁそこだけ開いてて。けど、以前来た時はもっと安かったような…気のせいかな。薄暗く淋しくなってきたのでサッサと食べて和歌山へ。
さっき予約したホテルに着いてビックリ!
去年は11月最後の連休だか土曜日だかで、どこも満室で、お寿司屋さん兼かなりボロいビジネス旅館に泊まったんだけど、そこのすぐ近く、というか同じ通り。しかも去年、高級そうだな、と思いながらもフロントで満室だと断られてしまったホテルだった。
今回はすんなり泊まれた。水曜日平日。
ホテルでお風呂に入ってサッパリして、歩いて和歌山の街をブラブラ。
まずは、ってハシゴかよ!(^^)!、丸高中華そばアロチ本店\550→
う〜ん、やっぱり井出商店のほうが旨い!
で、そのあとやっぱり今回も井出商店へ。\500画像なし。
だって、あそこ写真撮りにくいのよ^_^;
そういえば、湯の峰温泉は白く濁っていて硫黄の匂いがした。このツーリングに出て、まだ一度も温泉に入ってないな。
明日は朝早く起きて6時半頃ホテルを出よう。
港までモタモタしてたら乗り遅れる。フェリーは7時20分発。乗船手続きもあるし。6時起きで間に合うかな。
今度は、南海和歌山市駅の方の朝食付きバスタオル等のアメニティも付いて\2,890円のホテルにしてみようかな。井出商店はバイクを走らせて食べに行けばいい事だわ。
明日はうどん仙人のところへ行くんだ。
きのう連絡を入れて、予定を空けてもらったから、なんとしてでも7時20分発のフェリーに乗らなきゃ!うどん♪うどん♪
11月18日(木) 走行距離307km →→
和歌山→(南海フェリー)→徳島→高松→さぬきうどん巡り→瀬戸大橋→広島泊
和歌山は曇り。
今日はお天気が崩れて、昼頃から雨が降るらしい。
けど、フェリーを降りたら徳島はもう雨だった。
途中G.Sで給油。カッパを着る。
新しいメーターがまたおかしくなるかな。MHは雨の中走るとメーターが壊れちゃう。それで一回交換してる(T_T)
と、思っていたら早速鳴門I.Cから高松自動車道にのった途端、オイルランプがつきっぱなしになった。。。前と同じだ。
シャワーキャップを常に持ち歩いてる。ハハハ!雨が降ったらMHのメーターにかぶせる。その為のシャワーキャップ。
それでもおかしくなるんだ。でもやらないよりはやったほうがいいから。
前は、なんで?なんで?と不安だったけど、今回はあわてず、そのまま走る。
高松までひどい降りではないけど、距離を走ればびしょ濡れだわぁ。
南海部品到着(^^)(^^)
今年もうどん仙人に案内してもらうんだ。うどん巡礼!
1軒目 『花媛(さくら)』
かけうどん
2軒目 『上田』
冷をつけ汁で
3軒目 『松家製麺所』
しょうゆ
2軒目が一番私好みだったかな(^^)(^^)
今年もうどん巡りもできたし、毎度のことながらうどん仙人には感謝感謝ですm(__)m
さて、本州へ。
天気予報によると、広島は曇りらしい。
取り敢えず、高松から瀬戸大橋を渡って倉敷JCTを山陰自動車道で広島方面へ。
けど、失敗した!・・・高松で高速に乗る前に燃料を入れとけばよかったぁ。
思ったよりも早く高速の案内標識が出てきて乗ってしまったから。
それでもS.Aあるだろうと思っていたらナントいつまでたっても出て来ない。G.SのないP.Aばかり。
140キロを越えてしまったよ。
玉島I.C出口手前で路肩に停まって、G.SのあるS.Aの案内マップを広げてみたら50キロ先の福山までなーい(゚ロ゚)/(゚ロ゚)/(゚ロ゚)/
仕方ないけど、高速を下りて一般道でG.Sを探そう。
と思って下りて走っても何もない!首都高のような道が延々と続く。
150キロを越え・・・ε=ε=ε=ε=ヾ(;◎_◎)ノ ヤバイ!泣きたくなってきた。
と、そこへヒョイっと横に下りる道が出てきたので、そっちへ走る。が、見渡す限りスタンドがあるような感じではなく。
コンビニを見つけた!一番近いスタンドを聞いた。
ほーっ良かった。でも7.1L入った!今までで最高だぁ。だって、MHは8Lタンクなんだもん^_^;
一安心。再び玉島I.Cから乗って広島へひた走る。雨は全然やまない。
寒くはないけど、広島に近くなればやむんじゃないかって期待して、それだけを望んで走ってるのにちっとも小降りにもならない。
結局、広島I.Cに着いてから雨は上がった。
でも暗くなる前に広島に着いて良かったぁ。
駅の前にバイクを停めて、ブーツカバーを外し、カッパを脱ぎ、歩いてビジホを探す。2軒目でみっけ!(^^)!
広島は駐輪場に停めるんだぁ。お金はかかるけど安心だ。一日200円。1泊するからプラス200円。
広島だもんね。やっぱりお好み焼き!
オーダーを聞くオバチャンがいて「○番の○○○○〜!」と大きな声で焼いているオバチャン達に伝える。
そのやり取りを聞いていると、よく覚えられるなぁと圧倒される。
あれじゃぁ皆ボケる心配ないや、と思ってしまった。とにかく凄い迫力。
雨が上がってよかったぁ。
明日からずっとお天気良いはず。