11月18日(火) 走行距離206km
山川温泉→R387→小国→R212→そば街道→R212→R111(阿蘇登山道路)→草千里浜→白水→R325→高森→R265→R325高森峠→高千穂峡谷→高森→R325→草千里浜→R111→R57→阿蘇・乙姫泊
<そば街道>
お天気がいいので今日も阿蘇周辺をウロウロ。まずはG.Sで燃料を入れなきゃ。
きのうはファームロードを走ったので、今日はR212に平行した「そば街道」を走ります。
その名の通り、お蕎麦屋さんばかりの細い道でした。そば街道から再びR212に合流して、昨年九州最後の宿泊地内牧温泉を通りR111で草千里へ。
<R111・阿蘇登山道路>
<草千里浜>
R111に入ると、牧草的な開放感あふれる風景の中、阿蘇山頂へどんどん上っていきます。気持ちよかったですぅ。噴煙を上げてるのは阿蘇五岳の一つ、中岳です。23年ぶりの草千里浜。昔来たイメージとなんか違うのはきっとこの時期だから、かな。山の色、樹木の色が茶色やハゲ山だったり。昔は9月、雨でお天気は悪かったけど、きれいな緑色でした。・・・グリーンシーズンにロングで来るのは私はやっぱり無理かな。↓お昼は高森からR265を少し行ったところで看板を見つけて入ってみました
お昼を頂いてから、さて今日のお宿をそろそろ見つけなきゃなぁと思い、阿蘇周辺の温泉・・・ダメもとで黒川温泉に手当たり次第電話してみました。が、当たり前といえば当たり前ですね、今ブームですから。平日だけど、どこもかしこも「あいにく今日は満室となっております」の言葉。でも多分これは本当ですね。
結局、黒川の温泉旅館がダメなら、と気になっていたライダー歓迎のペンション「もしもしピエロ」さんに電話してみました。ライダーハウスを薦められ素泊まりで3,500円。夕食と朝食もつけられるとの事でお食事もお願いしました。
今日のお宿も決まった事だし、時間もあるので再びR325に出て、高森峠を越えて懐かしの高千穂峡へ行ってみる事にしました。
<高千穂峡>
高千穂ユースに泊まって同泊したライダー達と騒いだもんです・・・10代の頃でしたから、何もかもが楽しかったですねぇ〜(笑)
夜はみんなで高千穂神社へ舞を見に行ったり。今回再び訪れてみて、「あれっ?こんなんだっけか」と思ってしまったのは何でなんでしょう。なんか観光地化されてしまった気がしてなりませんでした。もっとひなびてて、それがまたい〜雰囲気で惹かれた事を覚えてるんですけど。
さてこれから・・・って考えた時、国道を通るなら草千里辺りを何回も走った方がいいや、と思い、高千穂からの帰りも同じルートを走りました。逆から走るのもまた、景色や印象も違ってよいものです。
<トンネルの駅>
そう、そう、R325沿いに「トンネルの駅」というおもしろいものを見つけました。お土産も売っていて道の駅みたいなもの。
幻の九州横断鉄道建設の名残りとして未開通のまま残されているトンネルで、今は焼酎の原酒貯蔵庫として利用し一般公開されています。<R111・阿蘇登山道路>
<古坊中>
<米塚>
米塚は草千里下の草原にある可愛い小さい山で、小さな火口丘の跡。頂上までは約100m程度しかないので15分程度で頂上に到着できるそうです。頂上には火口跡が「くぼみ」として残っていて、昔々何とかという人が(笑)、収穫した米を積み上げてできたもの、という伝説があります。なので「米塚」という名前が付いた?そうです。そして頂上のくぼみは、その何とかという人が貧しい人達に分け与えた名残だと言われています。
さて、お昼頃電話で予約した「もしもしピエロ」に向かいます。
<ペンション・もしもしピエロ>
到着して、まず驚いたのは外観・・・大きいです。なんか豪華。
お風呂は樽風呂(露天)と岩風呂の大・小。客室がある本館やライダーハウスを一旦外に出て、3つのお風呂がありました。と、もう一つ建物の反対側にジャグジーのお風呂もあるみたいでした。
<ライダーハウス>
ちっちゃかったけど、なかなかでした。
私一人、充分です。この日の泊りは私以外にご家族連れ・・・これがまたとーーーっても可愛いお子ちゃまで。クリクリしたお目目でじーーーっと見つめられて思わずドキドキ。本当に可愛いかったです。ちなみにお子ちゃまのお父様はバイク乗りだそうです。
そして他にカップルが一組と、もうお一人、テーブルにディナーのセットがしてありました。ライダーのお客さんが私の他に一人いらっしゃると、チェックインの時オーナーが言っておられましたから。そのライダーは食事が終わる頃、遅れてご到着されました。お仕事、かな。スーツ姿でした。。。あっ、きっとBMだな。夕食後、食堂にいるわけにもいかず、そうかと言って部屋に戻るのも淋しいし、なんとなく居場所がなくて「プレイルームみたいな、居てもいいスペースありますか?」とスタッフの人に聞いてしまいました。食堂の上の部分、2階客室の廊下の一角にちょっとしたスペースがあって、そこへどうぞと案内して下さいました。今日走ったところを記録しておかないと忘れちゃう。翌朝わかったのですが、私がそんな事してる間にご家族連れのお父さんと、ソロライダーさんは、オーナーと1階のパブで呑んでたらしいです。そこで私の話しが出てたとか・・・。パブがあるなんて知らなかったです^_^;
外はポツポツと雨が降り出しました。とうとう雨か・・・
11月19日(水) 走行距離120km 時々のち 霧
阿蘇・ペンションもしもしピエロ→R57→R212→R110(阿蘇一の宮線)→R11(やまなみハイウェイ)→城山展望所→瀬の本→R442→黒川温泉→R442→瀬の本→R11(やまなみハイウェイ)→長者原→R621→R40→九酔渓→R40→R621→R11(やまなみハイウェイ)→水分峠→R210→R216→湯布院温泉・泊
朝起きたらもう外は雨、と覚悟してました。1日雨でカッパを着て出発かぁ〜と。
でも夕べの雨はやんでいました。
でも、雨に降られないうちに早く出発して、、、そう思って朝食を頂きに本館の食堂へ急ぎました。夕べスーツ姿だったライダーさんは「クラブRT」のトレーナーを着てらっしゃいました。「あっ!!」きっとどこかでつながってる、と思いました。案の定です(^^) 「松本ナンバーのMH、もしかしてありすのママさんですか?」と話しかけて下さいました。ありすにみえるRTの常連さん達の名前がポンポンとお互いに出て(笑)少しだけお話しをしてお別れしました。
さて、雨降らないうちに私も出発…と、チェックアウトしようとしたら、既に身元がバレていて(笑)、同業者だし(爆)、ご夫妻とお話し。コーヒーご馳走様でした。結局チェックアウトは11時過ぎ。そして出発の際、写真を撮って頂きました。ありすと同じで、ライダーさんは写真を撮ってるらしいです。いつもと逆の立場で変な感じでした(^^ゞ
まだ雨は降らず。雨だと思ったので、出発前に今日のお宿を探してそこへ真っ直ぐ向かうつもりでした。黒川温泉へ再び電話しましたが、どこも満室で、湯布院温泉に決定です。雨でも湯布院なら歩いて観光できると思ったので。
<九酔渓>
黒川温泉から又、瀬の本に戻り、やまなみを走って長者原へ。まだ雨も降らず。
長者原で地図を広げて、、、このまま湯布院に行くのは早いし雨も降ってないからもったいないので、R621に入って九酔渓へ。う〜ん、なんて事なかったけど走れたからいいや(^^ゞ
再びやまなみに戻って湯布院を目指しました。水分峠に向かう途中で、雨じゃないけど、ものすごい霧。少しずつ濡れてる気もするからカッパ着ようか、と思いながらも湯布院まであと少しだし…そんな事考えながら5Kmも走らないうちに、峠を越えると霧も晴れて路面も乾いてホッとし、湯布院の街へ。お宿には夕方4時頃着。少しだけ歩いてお散歩。
ナイフ・フォークは置いてなく、箸だけだけどステーキは柔らかいので箸で充分です。美味しかったです。
美味しいといえば、山芋とくずの揚げだし。柔らかくてもっちりとろける美味しさでした。
温泉も硫黄の匂いが少〜しする程度の無色透明のツルツル温泉。よかったです。明日こそ雨かな・・・でも天気予報では昼から曇るみたい。
明日の午前中は湯布院の街を歩いて散策する事にします。
明日の夕方4:10大分発→松山19:45着のフェリーに乗って四国入りです。さっき、うどん仙人にメールしたら、「21日金曜日、お腹空かせて待ってます」と返事が返ってきました。やったね、さぬきうどんだ(^-^)
明日で九州ともサヨナラです。11月20日(木) 走行距離 46km 時々 霧のち
湯布院温泉→R11→R52→フェリー(大分)→松山・泊
<金鱗湖(きんりんこ)>
朝、雨は降ってなくて、午前中はずっと曇り。お宿の近くに金鱗湖という湖があります。湖底には温泉と冷泉が湧いていて、冬でも水温が高く、湯布院で霧が発生するのはこのためだそうです。へぇ〜。
お宿にバイクをとめて、湯布院の街を歩きました。ものすごいお店の数でビックリです。歩いている観光客も多いです。平日なのに。
<そばクレープ>
いよいよ九州ともサヨナラです。
夕方4:10大分発のダイヤモンドフェリーに乗ります。
松山19:45着です。雨はどうかな。。。松山に着いて、降っていたら松山で泊まるところを探そう。
降っていなかったら・・・高松まで走っちゃおうかな。と、思ったら、フェリーを降りたら霧雨のようなものが降っていました。カッパを着るまでもない雨だったけど、夜、濡れたシールドはよく見えないし、とても高松まで行く気力はなく、松山ビジホでお泊りです。
さて、明日はうどん仙人が待っていてくれます。さぬきうどん巡りです(^^)v