やっぱりライダー夫婦としてはバイクで！でした。
お金のない私達は結婚式の衣装は全て貸衣装だったし、
でもその代わり、私達はこの日の為に、これからの私達の為に
おそろいのライダースーツを作りました。
今でも走りに行く時は愛用してますし、普段はありすの玄関に2着飾ってあります。
●4月28日 神奈川の出雲大社（分社）で結婚式・披露宴→ペンションありす
全身真っ白の文金高島田の私と袴姿のオーナーは一転してライダースーツに身をまとい皆に見送られ結婚式場から新婚旅行へ出発！
上の写真をよく見ると、ライトにはお赤飯の紅白の包み紙、ミラーあたりに花束、後方のウィンカーにはひも付きの何本もの空き缶、後ろのナンバープレートの辺りには「新婚旅行中」と書いたガムテープが付いてるんです。私達が着替えている間にクラブの仲間達が準備してくれたようです。皆に見送られ、カランカランとカン空を引きずってしばらく走りましたが、大通りに出る前にカン空だけはさすがに外しました(^○^)
行き当たりばったりでしたが、この日だけの宿泊先だけは予約しておきました。。ペンションありすです。当時はまだお客さんでしたから。乗鞍が気に入っていつも利用していた宿がありすでした。
●4月29日 ありす→飛騨高山→ありす
前日は披露宴が終わってから出発したのでありすに着いたのは夕方でした。いつも乗鞍に来る時は何処へ行くわけでもないので、この日は飛騨高山を歩き、のんびりしてもう一泊ありすに泊まる事に。
●4月30日 ありす→上高地→黒部ダム→白馬
上高地へは週末と夏のシーズンはマイカー規制がありましたが、この当時はまだ春のちょっとした短い期間だけ解除され上高地まで入れました。大正池や河童橋を歩いて上高地を後にし、黒部ダムに向かいました。トロッコ電車の運賃が高かったのを覚えています。でも乗りました。そしてこの日は、ありすの紹介で白馬のペンションに泊まりました。
●5月1日 白馬→糸魚川→北陸自動車道（上越→新潟）→R113→山形県赤湯温泉
白馬から日本海に出ました。糸魚川辺りで赤い橋と赤い鳥居のある所で記念撮影。あれはどこだったんだろう。そのあとは北陸自動車道に乗って新潟まで。そして山形県小国町に入る。この日の泊まりは赤湯温泉の旅館に決める。ちょうどお祭りだったのか、旅館から見える小高い山にちょうちんだったか、灯りがたくさん見えた。いつも肩なんてこった事のない私は、この日肩こりがひどく、ココの温泉旅館は小さくて古びてたけどとっても居心地がよかったなぁ。やっぱり２日目なんだな、DUCATIに一日中乗っていて肩こりがひどくなるのは。それからの毎日は、朝ちょっと走り出すと又肩がこってくる。腰痛も加わる。これだけがDUCATIでロングツーリングしていて辛いところ。
●5月2日 赤湯温泉→蔵王→毛越寺→中尊寺→盛岡
赤湯温泉の旅館を出発して蔵王エコーラインを走る。10メートルの高さはある雪の壁に囲まれて走り、一番上の駐車場にバイクを停めて火口口？お釜？を見学する。バイクが停めてある駐車場に帰ってみると、ナ・ナ・ナント！バイクに「Ｃｏｎｇｒａｔｕｌａｔｉｏｎ！」のメッセージが添えてあったのです)^o^(
結婚式場を出発する時、カン空を外して、次にライトが使えないのでお赤飯の紅白の包みも取り、でも花束はミラーの所からメーターの所に移し、かろうじて残し、それからなんと言ってもナンバープレートの近くに貼ってあった「新婚旅行中」と書いたガムテープ、これはこのままだったので、きっとこれを見たのでしょう。なんと粋な事を！このメモを見た時、本当に嬉しかったです。今でもちゃんとアルバムに貼ってあります。外国人のかたか日本人か、想像はいろいろと膨らみましたねぇ。
ところでこの日何処に泊まったのか全然覚えてないです。盛岡まで行ったのは確かなんですけど。
●5月3日 盛岡→陸中海岸→仙台？
盛岡からＲ１０６で浄土浜へ。太平洋にでてからは延々と海岸線を走り、気仙沼も越え、多分この日仙台に泊まったような気がします。
●5月4日 仙台→福島裏磐梯→土湯温泉泊
磐梯吾妻○○と名のつく有料道路を満喫し、五色沼、猪苗代湖、浄土平なども観光し、中でも特に印象深かったのは浄土平。火口口を歩いて周遊できるのですが、これがまたものすごく細い道幅（道幅っていうのかな）に私は感じたのでした。左を見ても右を見ても断崖絶壁に感じたのでした。私って高所恐怖症？ってなくらい、足がすくんで恐くて腰がひけて歩けないんです。歩く姿といえばデッチリのへっぴり腰(^^ゞ
アルバムには泣きながらしゃがんでいる情けない姿の写真が貼ってあります。
この日は福島を思う存分走り、見て歩いて充実した一日。その日の泊りは土湯温泉の一軒宿「不動湯」でした。ココは以前、中学からの親友（車で）と私（バイク）が旅行して泊まった所で、とても女2人で泊まるようなキャピキャピした所ではなく、山奥のひなびた温泉にたった一軒ある湯治場って感じで、それが気に入って又行きました。料理がいいわけではないのすが、古びた建物と長〜い長〜いいくつもの階段を降りていった所に露天風呂があって、それが又最高なんです)^o^(
又行ってみたいなぁ。。。ただ、、そこまでの道程が恐い。オフロードならいいけど、って所です。細い急坂の砂利道をグングンと下りて行き、途中の駐車場？に停めるようになります。そこからは車どころかバイクも入れないので宿まで歩くのです。今ではその砂利道どうなってることやら。
●5月5日 土湯温泉「不動湯」→栃木の親戚の家
不動湯では朝風呂に入り、きょうは私の父の実家がある栃木の岩舟に泊まりです。
●5月6日 親戚の家
アルバムを見るとどうやらこの日も親戚の家にもう一泊したような感じです。よく覚えてないけど(^^ゞ
●5月7日 親戚の家→茅ケ崎のアパート
どうやらこの日新居に帰ってきたようです。家具もあまりない殺風景な部屋に荷物やらヘルメットやらツーリングに行っていた時のものがちらばっている写真が貼ってありました。
そういえば、写真を見て思ったのですが、雨が降った様子がなく、
カッパを着ている写真もなければ、お天気が悪い写真もなくて、、、
これってスゴイ！
