9月 16日

お腹が痛い
あ”ぁ〜
きのうも今日もなんかモヤモヤとして
バカみたいに食べまくる
食べ過ぎてお腹が痛いーーーっ
なんか切なくなる今日この頃


6月 20日

嬉しかった。
涙がでてきた。

バスケの大会から帰ってきた涼は、まるで今まで背負ってきた大きなものが
一気になくなり、肩の、、というより全身の力が抜けたように
まるで魂の抜け殻にでもなったように、熱を出し寝込んでしまった。

3〜4日は食事も一日に一回とるかとらないかで
寝る寝る寝る、息をしてるのか心配になる程本当によく寝る。

そんな涼を心配して、そして私に知らせたい事があると言って
担任の先生が家に来て下さった。

先生の口から出た言葉は
「泣きましたよ、涼」

あの日私が見たのは間違いなく悔し涙だったのだ。

今の担任の先生は涼達にとっては2年目。
涼のクラス皆一人一人をみると個性的で
でも、なぜか一つ盛り上がりに欠けるというか、淡々としたクラス。

悔しいとか嬉しいとか熱い想いであの子達を泣かせてみたい、と
以前から先生と話しをしていた。

それがやっと引退試合で・・・最後には3年生男子全員が泣いたそうだ。
最後の最後であの子達は一つになれたって感じで
いい形で部活を終わる事ができて本当によかった。

そう先生が私に知らせにきて下さった。
涼達は今はあまり見なくなった熱血先生に出会えてよかったんじゃないかなぁ
そう、思う。


6月 15日

息子が泣いた。

遠くて涙まで見えなかったけど、泣いてる・・・そうみえた。

バスケ部のきのうは郡の大会だった。
中3の涼はこの試合で引退。
最後の最後、ファイブファールで退場となった。
涼がコートで天を仰いだ・・・
ベンチに帰り、しばしタオルで顔を覆った。

年頃の男の子は喜怒哀楽の表現の仕方を知らないのでは?
というより、忘れたのでは?と思わせる程、
もう長い間、そんな涼を見た事はなかったような気がする。

ベルが死んだ時も、姉ちゃんも弟の和馬も大泣きしたのに
涼だけは泣かなかった。
きょうだいの中で一番涙もろかったはずの涼なのに
ちょっと気難しいお兄ちゃんになっていた涼としては多分、
泣きたいのを我慢してたんだろう、、と思う。

そんな涼が泣いた?
あれが息子の悔し涙だったとしたら
母としては、ホッとし、とても嬉しい。


6月 6日

もう6月になってしまった。
ぼちぼちいこうか・・・
ちょっぴりだけど、やっとそんな気になれそうな今日この頃


2月 2日

ずっと霧がかかっていて、ちっとも晴れなかった。
今日のお天気?…ううん、そうじゃない、私の気持ち。
夜、洗面所で顔を洗っている時、ポトッと何かが落ちた…
あっ!!
霧どころか辺りは灰色になって土砂降りになった。
「思い知りなさい!!」っていう事?
ダメダメ、考えすぎかも知れないよ。
こんな日は早く寝よう。
目が覚めたら霧がはれてるかも知れない。


1月 28日

スキーもしたい
ゆっくりテレビも見たい
料理のメニューも研究したい
ホームページも更新したい
美味しいものも食べに行きたい

これじゃ、いくら時間があっても足りないな。

やりたい事は山ほどあるけど、
どんよりとした今日のような空の時は
な〜んにもせず、薪ストーブの前でただボーっとする。

こういう日はテレビの音はいらない

いつも見ない?ゆっくり見れないBike雑誌を読んだり
コトコトと沸いているヤカンのお湯でCoffee落としたり
ウトウトしたり

そういうのもたまにはいいかなって。

シーンとする音のない世界でも
時折ギシギシッ!と、屋根に積もってた雪がズレ落ちてくる音
風で木が揺れる音
ストーブの薪が燃えてガタッと落ちる音
お湯が沸騰して、ストーブの上のヤカンのフタがカタカタと踊る音

そんな音たちを聞いてるだけでも、なんだか心があったかくなる。
穏やかでゆっくりと流れていく優しい時間。


1月 20日

中2になってから特に、涼はちょっぴり反抗期。
言葉も少なくなり、気難しいお兄ちゃんになってました。

ナイターの迎えに行ったある日の夜
涼が「お母さん今日は満月だよ」と
車の中でポツンと、声変わりした声でぶっきらぼうに言いました。
「あ〜だからこんなに今晩明るいんだ…どこに見える?」と私が聞くと
「滑ってる時あっちに見えたから、、、ほらっ!上!」と涼が答えました。
「本当だぁ〜」と空を見上げた時、なんだか嬉しくて涙が出そうになりました。

日頃返事もあまりしない、怒ってるようにムスッとしてる、
ちょっかい出してもノッてこない、
いよいよ反抗期かぁ、と、親としては喜ぶべき事でも、
ずっとずっと寂しかったかな…急に大人になったみたいで
息子をちょっぴり遠くに感じてた。

だから
どうでも必要とする言葉ではなかったら余計に、
ボソボソッとぶっきらぼうではあっても
「お母さん今日は満月だよ」
その、何気ない涼の言葉に
なんだかホッとして、とっても幸せな気持ちになれた、そんな月夜。


 1月 12日

今年もいい年越しができました。
そして今年一年、又、幸せでいられますように…